エンドゲーム、公開
4月26日(金)、『アベンジャーズ エンドゲーム』が日本で公開されました。
マーベルのことをあまり知らなかったり、可愛いグッズをちょっと買ったりするくらいの人からすれば、ただ一つの映画が公開されたくらいであまり気にも留めないかもしれません。
しかし、11年間MCUの映画やドラマを見続けた人からすれば、この映画はとてつもなく見たかった映画でもあり、一方で見たくない映画でもあったと思います。僕もその一人です。
『アベンジャーズ インフィニティウォー』で、サノスに人類の半分を消されてしまったことを経て、ヒーローたちはどんな復讐(アベンジ)をするのか。
アベンジャーズシリーズの一応の完結編の映画として、どんな締めくくりがあるのか。いろんな疑問の解決や、伏線の回収が期待される映画でした。
さあ今から見るぞ
3時間1分にも渡る、MCU(世界観を共有したマーベル映画群)史上最長の映画。
4月26日公開当日に観に行きました。20時からの上映にも関わらず、ほぼ満席でした。こんな映画館見たことないってくらい人多かった。若い人からご年配の方々まで、本当に幅広い年齢層の方々が上映を待っていました。
上映開始。まさか始まって2分で泣くとは思いませんでした。これまで映画館で泣いたこともなかった。
開始当初から、何人かがすすり泣く声が聞こえてきました。ヒーローたちの葛藤や苦しみがひしひしと伝わってくる。
11年間MCUに慣れ親しんできた我々にとっては、勝手に共感というか、その苦しみや悲しみを自分でも感じていたのかもしれません。
作品中盤
映画が進むにつれて、だんだん話の展開が読めてきたような気がした。なるほど、こうやってサノスを倒すんだなと思っていた。
でも、最終的にはその予想も覆された。またその過程で、何回泣かされたか。MCU作品の中でも、特に愛や人と人との繋がりの大切さなど、特に人間性に訴えてくる見せ方でした。
一方で、コメディチックな描写や、有名ハリウッド映画のディスりなど、クスッと笑えるシーンも非常に多かったです。
最後に何やっても怒られないし、この映画に文句言う奴は誰もいないという、マーベルの本気が見えました。
あとは、誰でもわかるようなライトなアメリカンジョークから、MCU作品を隅々と見ている人たちしかわからないであろうオマージュシーンなど。終始飽きさせない描写展開でした。
そしてクライマックスへ
結末は書けませんが、ファンにとってはたまらない展開といったところでしょうか。
そこがこーなって、あそこがあーいう意味だから、結末がこうなるのかみたいな。おそらく、MCU自体をそこまで理解してない人でも、鳥肌が立つ。
そして、誰もが予想しない最終決戦の結末へ。戦いが終わった頃には、泣き疲れていました。
これまで疑問の疑問が全て回収され、新たな旅路への出発。そして別れ。これぞ傑作という作品でした。映画が終了した後も、力が出なくて帰るのがやっとでしたね。帰ってからも余韻にひたりまくりでした。
これからエンドゲーム見る人へ
MCU作品を隅から隅まで見てきた自分にとっては、これ以上の作品はないと感じるくらいの傑作でした。何もかもが100点。
あの3時間の感動は、もう二度と体験できないんじゃないかってくらいのレベルです。11年間見続けてきてよかった。
これからエンドゲームを見ようと考えてらっしゃる方に絶対やってほしいことがあります。
それは、全てのMCU映画作品を一度は見ることです。できれば公開順で。
全てのストーリー展開を把握できた上でエンドゲームを見ることで、笑ったり泣いたり、心が動かされる度合いと回数が全然違います。中途半端に知っているくらいの状態で見ると、損しているんじゃないかってくらいの気持ちです。
僕に似合わずかなり強気の姿勢で書き連ねましたが、本気です。GW初日を飾る、超感動大作を見ることができ、本当に幸せでした。映画を見た人は、ぜひ一緒に語りましょう。
Leave A Comment