親戚のような安心感

4月23日に、ミライ企業プロジェクトで年に2回ある「ミライ会議」が行われました。ミライ企業プロジェクト(通称:ミラプロ)とは、関西の人を大切にする中小企業と、若者のコミュニティです。ミラプロについては、別の記事で改めてご紹介しようと思います。

ミライ会議は、参画いただいている企業さんへの、年度方針の発表や、昨年度の活動報告を行う場です。今年度のミライ会議では、ただ報告するだけではおもしろくないということで、有名テレビ番組風に活動報告を行なっていきました。(例えば、アメトークやすべらない話、笑っていいとも!など)

ミラプロの経営者や社員さんたちは、もう3年近いお付き合いです。この3年間で、学生スタッフとして関わらせていただいたり、昨年は関西事務局としてプロジェクトを一つ担当させていただいたりしました。起業する前からみなさんと親交があった方々がほとんどです。

2年前、自分が起業するときは、お世話になっている経営者さんにご挨拶にいきました。「これからこんなことをしています」「会社を続けるにあたってどんなことに気をつけないといけないですか?」「これまでの失敗談は?」など、報告というよりかは質問をしにいきました。

みなさん本当にお忙しい中にも関わらず、お時間をとって僕の相談にのっていただきました。今でも当時のメモは残っています。「がんばりや」「なんかあったら相談しておいで」「あきらめんなよ」など、厳しくも愛のある言葉をたくさんかけていただきました。

今でもその関係性は変わりません。ちょくちょくミラプロを通じて現状報告させていただいたり、苦労しているという話をすると、なぜか喜んでくれます(みなさんも同じ経験を通じて成長し、懐かしいことなんだなと認識しています)。

通常、弊社のお客様になることが多い中小企業さんのコミュニティに行くと、ついついどう売上に繋げようかと考えがちですが、ミラプロではそんな風に考えたことはありません。むしろ、このまま利害関係がない方が良いと考えています。今の距離感で関わり続けたい

自分にとっては、「親戚のおじさんおばさん」とあったときのような安心感を与えてくれるような場所として、十分ありがたいなと思っています。ミラプロが大事にしている「心理的安全性」を、すごく感じています。なにかあったときに相談させていただいたり、ちょくちょく近況報告をして成長を喜んでくれたり、時には自分の成長のためにしかっていただいたり。親戚同士が年に何回か集まって、料理やお酒を楽しみながら、わいわい近況報告しているイメージです。

そして、これから僕たちがいろんな経験を通じて成長し、ミラプロの方々に「よくがんばったね」「もっと上を目指せるよ」「これからも応援してる」「あんまり調子のんなよ!笑」ぐらいまで言っていただけるようになりたいなと思います。

身近に支えてくださる方々への感謝と敬意と謙虚さを忘れず、これからも地道に成長していきたいと思います。

2019-04-24T15:28:13+09:00

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