「これってどうしたらいいですか？」「正解って何ですか？」って聞くことはすごく楽ですよね。自分で考えずに、その通りやればいいし。でも生きてく上でその通りやれば正解みたいなことだけじゃないってたくさんありますよね。そもそも正解ってなんやねんみたいな。
仕事もそうだと思います。「どうやったら売上があがりますか？」「どうやったらお客さんが喜んでくれますか？」「何が正しいやり方ですか？」って誰かに聞いてそのままやったとしても、いい結果がでるかわからないし、それが正解かどうかもわからない。
最近自分は幸せなのかと問うことがよくあります。僕は「すごく幸せだ」と感じる時が多いです。仲間にも恵まれ、やりたいことにもチャレンジでき、健康に生きています。ただ、そうじゃない時もあるので、一概には言えないです。（美味しいお寿司を食べているときは間違いなく幸せです）
これからの世の中、仕事して、家庭を持って、退職後は悠々自適に貯金と年金暮らし、みたいなのだけが幸せの尺度ではないのは明らかです。生活が豊かなのは当たり前で、それだけでは満足しなくなった私たちにとって、「あなたにとっての幸せってなに？」と常に問いかけられているような気もします。自分にとってはなんとなく、それが息苦しくもある。
でも不幸よりかは幸せの方がいいと思うし、そのために命を使っていきたい。これからの人生をより良くするために、自分なりに提案を出したり、なんとなくこれが良いなと思うもののABテストを繰り返していくしかない。「これが幸せなんだ！」というものが見つかっても、おそらく時間が経てばそうじゃなくなることもある。
めっちゃ古い曲ですけど、明石家さんまさんが1989年にリリースした『しあわせって何だっけ』という曲の中に、「しあわせって奴は逃げ足がはやい♪」という歌詞があります。僕たちは永遠に「しあわせってなんだっけ」と問い続けながら生きていくのかもしれませんね。みなさんはどう思いますか？
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