はい。ということで、今回は3年A組について書こうかと。

普段はNETFLIXの住民なので邦ドラはあまり観ないのですが、たまたま年始実家にいた時に1話を観て おお。これはなかなか今の社会風刺がなされている。と感じ観てみることに。

そして昨日最終回を迎えました。(Huluで追加コンテンツあり)

その影響か、Huluが昨日短時間サーバーがエラーを起こす現象がありました。(今は戻ってるよ)

そんな。3年A組。自分が高校生の時は3年B組でしたが今回はそのドラマについて触れていくとともに、そこに派生して若干おかしいと思った事柄等々に触れていきたいなと思います。

ちなみにネタバレは極力避けますが話の大筋が見えてしまう可能性があるので、

これから視聴する人は観ないほうが良いかと思います。

 

まず、3年A組についての基本情報を抑えていきたいと思います。

ここからネタバレ入る

 

 

魁皇高校では卒業まで残り10日となるなか、3年A組担任の柊一颯がクラス29人全員を集めて、突然こう告げた。「今から皆さんには、人質になってもらいます」。爆発音が鳴り響き、校舎の廊下部分が爆破され、騒然となる生徒たちは教室内に閉じ込められる。

一颯は生徒たちに、半年前に自ら命を落とした景山澪奈はなぜ死んだのか、「原因を考え、真実を知っている者は名乗り出ろ」と課題を出す。彼女は水泳部でオリンピック代表候補にもなっていた全国区のスターだったが、ドーピング疑惑のフェイク動画を拡散されて以降クラスでイジメにあっていた。驚愕する生徒たちに一颯は「課題にクリアできなければ一人ずつ命を奪う」と脅迫する。

それと同時に一颯は自ら警察に通報して校舎を包囲させ、SNSMind Voice(マインドボイス)』を通じてこの事件をエンターテイメントとして見守っている一般大衆に課金を要求する。

当初は戸惑い、反発していたA組生徒たちも、一颯の「授業」を通じて少しずつ自分自身の過ちと向き合い、人として生きるうえで大切なことを学びなおしていく。

そんな中、監禁5日目に一颯が意識を失って倒れてしまう。 逃げ出そうとするA組生徒達に、意識を取り戻した一颯は、「この事件の背後には警察にも特定できない犯人がいて、それを突き止めるために世間の注目を集める監禁という手段をとった」こと、そして生徒達を食い物にしている存在をつきとめ「第二の景山澪奈」を出さないために協力してほしいと生徒たちに頼む。 罪はすべて自分がかぶるという柊の覚悟を見せられ、またそれぞれが澪奈の死に関わり罪悪感を抱えている生徒たちは、このままでは卒業できないという思いで、真相を突き止めるために、一颯とともに校内に残ることを決意する。

やがて生徒たちを操っていた半グレ集団「ベルムズ」、彼らに動画を依頼した魁皇高校教師の武智大和の罪が暴露されるが、事件はまだ終わっていなかった。

出典 wikipedia

 

今回のドラマのテーマは学園モノで陰謀を暴く。と見せかけて主題は「SNS MindVoice」です。

1話から終始このSNSについての内容でした。

一応は仮想のSNSということになっているのですが、まあTwitterのことでしょう。

Twitterの匿名性を利用した悪質な誹謗中傷が本作でのラスボスみたいな扱いです。

 

ターゲットは10代から20代のSNSをよく使う若者。

しかし、このドラマを観ていて感じたことはそのターゲットにはあまり突き刺さってないのではないだろうかという点。

「ネットは自由だからなんだって言ったっていいだろ」

「発言の自由があるはずだ」

みたいな事を言い、その投稿に誰かが傷ついている事を見逃しているのではないだろうかと。

視聴者も同じような事をしていないか?その言葉で傷つく人がいるんだぞという問いかけを終始している。

そんな感じのドラマです。要点的には。

 

わかる。それは正しい。しかし、少し疑問に思ったのだ。

明らかに若者向けに作っているにしては企画に大人が入りすぎていて大人の認識の押しつけになっているような点がドラマでは若干見られた。

具体的な点の紹介は、極力ネタバレをしないと言った以上明記しないがおそらくこれはSNSに対する大人の偏見だよな。という点。

その考え方は明らかに古いだろう。という違和感と呼べるものが存在した。

 

大筋は合っている。

SNSであっても人を傷つけてはいけない。

自覚のないふとした言葉で誰かを傷つけることがある。

しかし根本は違う気がする。

 

よく考えてほしい。このドラマで問題になっていたのはSNSによる誹謗中傷である。

ドラマではSNSも使い方次第みたいな話もしていたが

明らかに「SNSは悪」を押し出しているように感じた。(実際はそうでは無いのであろうけど展開的に)

 

そもそも個人を対象にした誹謗中傷こそが今回の諸悪の根源であり、

それはSNSだったりSNSの使い方以前の問題なのである。

そもそも誰かが傷ついているかもしれないという前提のもとで普段からコミュニケーションを取るべきだし、

SNSでそういう誹謗中傷を書き込んでいる人間が、実生活では誹謗中傷をしていないというのは自分には考えられなかった。

 

その部分にすごく違和感を感じて若干のもやもやが残った。

SNS(TwitterやYouTube)などで確かに匿名で投稿することは出来て、その中に誹謗中傷の言葉が流れているのは事実だ。

しかし、外の世界は誹謗中傷が無いのか?周りの音を聞いてほしい。必ず誹謗中傷は起こっている。

そもそもその意識を変えるところから始めなくてはいけないのに。

SNSをさも誹謗中傷の道具で悪のように語っている本ドラマは本質を若干見失っている感があった。

まあ、面白かったけど笑。

 

 

ここから余談

 

SNSの誹謗中傷が問題になる理由

簡単に例えると、世界の全員が耳が聞こえなくて言葉を話せない状態からある日急に言葉が話せるようになった。

ってこと。分かりづらいか。

みんなが今日本語を話したり読んだりできるのって急にそれができるようになったわけじゃないよね。

少しずつ覚えていく過程で、悪口であったり、人がどうやったら傷つくのかって言うことがわかるようになってくるのだけれども、

SNSはネットの世界で急に言葉が話せる状態になったってこと。

まあそれでも普通は何を言ったら傷つくとかわかっていると思うんだけど、急に使えるようになったもんだから何でも話してしまう。

思ったことがすぐ口に出るようになってしまう。

で、人間は人の不幸が大好きだから悪口だったり傷ついてしまう言葉が目立ってしまう。

自分と比べてあっちのほうが劣っているだったり比べたがる。

劣っていると思ったら人を見下すし、優れていると思ったら悪口を言う。

もちろんそんな事をしていない人もいます。

ですが、申し訳ありませんこれを観た人の大半もそうでしょう。人はあくまで平等で、誰が優れているのか劣っているのかなんてものはベイズ統計の一部の尺度でしか無いと、それは皆さんわかっているとは思います。わかっていると自分で実践しているはまた違う問題なので、

 

まあその多くの人間の影響でSNSは誹謗中傷で溢れている。

ようにSNSをあまりしていない大人は勘違いしているのです。

でもSNSを批判している人もおそらく誹謗中傷をしていますし、テレビやネットなどのメディアはそもそも人と比べたがるみなさんでお金稼ぎをするために誹謗中傷とは言いませんが偏って発信しがちです。

その全体の誹謗中傷を促すような体制がそもそもの問題なのであって、SNSは悪くありません。

 

誹謗中傷を促すようなメディアやネットや学校のシステムなのに対して、誹謗中傷をしてはいけないと言っている歪な環境が悪いのです。

言ってしまえば誹謗中傷も意見の1つです。適当に「死ね」というのはまあ除きますが、

SNSは急に出てきたため耐性やモラルがいまいちまだ構築できていません。

これからSNSにおけるモラルや利用する人間の耐性が構築されていきます。その過渡期のなかでこのような問題はSNSに限らず発生するものなのです。

鎖国を解除した日本然り、白人黒人問題然り。歴史は同じ流れを必ず踏んでいます。

どんなときでもデマはありましたし、誹謗中傷はありました。

それがもちろん良いとは思いませんが、それをいちいち気にしていては生きていけませんし、SNSならやらないという選択肢も全然取れます。

自分が高校生の時はほとんどの人間がTwitterをやっていましたが、自分は絶対にやりませんでした。(まあ続かなかった。)

続かなかったというのもありますし、人を貶しているところを観たら不愉快になったからです。

SNSをやってしんどい思いをするのであればそもそもやらなければいい。

これは賛否両論だと思いますが、良くも悪くもSNSは自由ですから、誰が何を言おうが自己責任で、何を言っても良いんです。(捕まるかもしれないけどね。)

SNSで精神的影響を受けるような人はそもそもSNSをやる必要はないと思います。

でもやってないと置いていかれる。

そんな事ありません。それを言っている時点であなたはSNSに依存しています。

そもそもSNSという文化自体が海外で始まったもので、どちらかというと欧米の人々は自分は自分とはっきりしているので誹謗中傷にいちいち対応しません。(例外は当然ありますが、一般論)

日本人にはSNSが向いていないのかもしれませんね。

で、タイトルに戻りますが、SNSの誹謗中傷が問題視される理由は以下のものがあります。

・SNSがそもそも日本人に向いていない

・SNSが急に発達したため、SNSでの誹謗中傷に耐性がない

・SNSを知らないor知っているふりをしている人(20代後半から40代)がコンテンツをメインに作っているため偏見がある

・そもそも誹謗中傷がだめ

 

まあこんなもんですかね。

とりあえず3年A組は面白かったですけど、これが刺さる人はそもそも誹謗中傷なんてしていないと思うし、

もっと根本的な問題を解決したほうが良いのではと思いました。

 

ってかこの記事自体も誹謗中傷かな。傷ついた人ごめんね(それで許されるなら問題になってない。)